捻挫・腱炎・腱鞘炎
予防と対策で捻挫・腱炎・腱鞘炎を防ぎましょう
捻挫・腱炎・腱鞘炎は日常生活の中でもみられるケガで、軽視してしまうことも多い症状です。
しかし、対処せず放置してしまうことで後遺症につながったり、なかなか回復せずにつらい思いをしてしまうことがあります。
もちろん、ケガには避けようがない場合もあります。
大切なことはその後の対処です。
受傷した際の適切な応急処置や受傷しないための対策法を行うことで、少しでもケガにわずらわされない生活を送りましょう。
目次
contents
目次
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お悩みの症状
trouble
お悩みの症状
trouble
原因・症状
cause・symptom
原因・症状
cause・symptom
捻挫と腱炎・腱鞘炎はともに身体の内部の組織が損傷したり炎症を起こす症状です。
スポーツ以外の場で起こることも多く、特に腱鞘炎はパソコンやスマホの使い過ぎによるものや、初産の方によくみられ初産腱鞘炎と呼ばれることもあります。
これらの原因と症状について詳しくみていきましょう。
捻挫・腱炎・腱鞘炎の原因
●捻挫
関節を不自然な形で捻ってしまうことで靱帯や腱、軟骨などが損傷してしまった状態です。
関節のある部分ならどこにでも起こりますが、体重を支えている足首に起こることが多く、転倒したりでこぼこした道を歩いている時に捻ってしまうケースがよくみられます。
足首以外では指などにも多く、突き指も捻挫の1つです。
●腱炎
腱とは筋肉と骨を結びつけている組織のことで、これが炎症を起こすことを腱炎と呼びます。
主にスポーツなどで慢性的に負荷がかかることで、組織が損傷し炎症が起きることが原因だと言われています。
走る、ジャンプをする、ラケットを振るなどでかかとや膝、肘などに発生することが多いです。
●腱鞘炎
腱は周りを腱鞘という被膜で保護されており、腱鞘はトンネルのような形でその中を腱が通っています。
オーバーユースにより腱が腱鞘を通る際の摩擦で炎症を起こしてしまうと腱鞘炎になります。
腱鞘炎は手に起こることが多く、スポーツや仕事で手を使うことが多い方はもちろん、最近ではスマホ操作をしている親指やマウスをクリックする人差し指に起こるケースもよくみられます。
また、ホルモンバランスが乱れる影響で腱がむくんで腱鞘と擦れてしまうこともあります。
捻挫・腱炎・腱鞘炎の症状
●捻挫
靱帯や腱、軟骨など損傷による炎症により、患部に痛みが生じます。
また、捻ったことで関節部分の血管が傷ついて内出血を起こしてしまうと腫れがみられます。
●腱炎
炎症を起こした腱を動かしたり押したりすると痛みを感じます。
また、その腱の近くの関節を動かすだけでも痛みが生じることがあります。
●腱鞘炎
患部の痛みと腫れがあり、引っ掛かりを感じるなど動かしづらさがみられることもあります。
症状が重い場合は痺れて動かなくなったり、変形してしまうケースもあります。
対処法
approach
対処法
approach
捻挫・腱炎・腱鞘炎にはどう対応したらよいのでしょうか。
対処法がわからずそのままにしてしまう方も少なくありません。
また、これらは避けようのないケガだと思っている方もいらっしゃるでしょう。
もしも捻挫・腱炎・腱鞘炎になってしまったらきちんと応急処置をすることが重要です。
捻挫・腱炎・腱鞘炎の対処法
応急処置にはRICE処置を行うことが一般的です。
Rest=安静
安静にすることで患部の炎症の悪化を防ぎます。
安静にすることが難しい場合は固定などで患部だけでも動かないようにしておきましょう。
Ice=冷却
冷やすことにで痛みと内出血を抑えます。
氷水やアイスパックをタオルなどで巻いて15分程度冷やして様子をみ、痛みが出てきたらまた冷やすことを繰り返しましょう。
Compression=圧迫
患部を圧迫することで痛みや腫れを抑えます。
弾性包帯などを使い、うっ血しないよう力加減に注意しながら圧迫していきましょう。
Elevation=挙上
患部を心臓より高い位置に挙げることで炎症の広がりを抑えます。
台やクッションなどを利用して、安定した状態をキープできるようにしましょう。
施術法
treatment
施術法
treatment
大島中央整骨院の【捻挫・腱炎・腱鞘炎】アプローチ方法
当院では捻挫・腱炎・腱鞘炎に対し、急性期であればまずその患部ごとに適切なPEACE処置を行っていきます。
その後、患者さんの症状にあわせてCMCはり施術やCMC筋膜ストレッチ(リリース)、骨格矯正などを施していきます。
ひと通りの施術を行いましたら、最後に患部を固定し、施術終了となります。
※施術後1ヶ月~数ヶ月程度は、痛みがなくなるまで定期的にご来院いただき、予後を観察させていただきます。
捻挫は再発しやすいケガとなります。
症状が改善していない状態で、スポーツは開始しないようにしましょう。
また、完治後も基礎筋力アップのためのトレーニングを行い、捻挫を起こしにくい身体づくりを作ることが大切になります。
当院では、トレーニング方法のアドバイスもしております。
ぜひお気軽にご相談ください。
予防法
prevention
予防法
prevention
捻挫・腱炎・腱鞘炎は完全に避けることは難しいですが、少しでも予防できるように日常生活の中で意識してみましょう。
関節が硬いと捻って損傷するリスクが上がってしまいます。
普段からストレッチなどで身体の柔軟性を保ち、スポーツ前には必ず入念にウォーミングアップを行いましょう。
また、サイズの合っていない靴や高いヒールなどはそれだけでバランスを崩しやすくなってしまいます。自分にあった安定感のある靴を選ぶようにしましょう。
捻挫を繰り返してしまうような方は、その箇所をサポーターやテーピングで保護して安定させることで防げる場合があります。
腱炎・腱鞘炎
腱炎・腱鞘炎を予防するためには、かかっている負担を減らすことが大切です。
オーバーユースであれば酷使する頻度を下げ、疲労が残らないようしっかり休息をとるようにしましょう。
仕事などの作業の場合は1時間に一度休憩をとりストレッチをするなどして、部位をリラックスさせてあげることがおすすめです。
使い過ぎて疲れたなと感じる場合はアイシングで炎症を抑えることが症状の進行を防ぐことに繋がります。
著者
AUTHOR
著者
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氏名
宮田 和良
役職
院長
資格
2008年 柔道整復師免許取得
2011年 はり師・きゅう師免許取得
血液型
O型
趣味
国内旅行、映画鑑賞、ねこ
出身地
北海道札幌市/福岡県遠賀郡
得意な施術
頭痛・肩こり・腰痛などデスクワーカー特化施術
今後の目標
「身体」と「心」の健康にこだわった「患者さん満足度地域N0.1」の接骨院を目指します!
施術家としての思い
「一人一人を特別に、大切に。」を信条として患者さんが健康に、元気になった姿を想い浮かべて施術にあたっています。
また患者さんが「安心」そして、「納得」して頂けるような説明と一人一人の状態・要望に合わせた施術のご提案をさせて頂いています。
施術へのこだわり
患者さんが抱えている不安・不快・不満を解消するために、日常生活の背景から習慣やクセ、お身体の健康に対する考え方などを傾聴した上で、それらの原因を追究し効果を実感して頂ける施術にこだわっています。
経歴
北海道柔道整復専門学校を卒業
~2008年 医療法人 麻生整形外科病院(放射線科)で勤務
2008年 札幌市にある整骨院に勤務
2008年~2011年 医療法人 さっぽろ病院(リハビリテーション科)で勤務
2011年 北海道鍼灸専門学校を卒業
2011年 中央整骨院(行徳院)で勤務
2012年 船橋中央整骨院で勤務
2013年~2015年 亀戸駅前中央整骨院で勤務
2015年~2016年 西船南口中央整骨院で勤務
2016年~2018年 CMC整骨院(小岩院)で勤務
2018年~ 大島中央整骨院・中央鍼灸院で勤務
2023年 日本電気治療協会 会員
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