大切な身体の栄養<3大栄養素 編>
2024.11.01
バランスのよい食事とは、「身体に必要なすべての栄養素が過不足なく摂れている」ことです。
その中でも、「炭水化物(糖質)」「脂質」「たんぱく質」の三大栄養素は特に重要です。
これに「ビタミン」「ミネラル」を加えたものを五大栄養素と呼び、「食物繊維」が加わることで、よりバランスにすぐれた食事となります。
今回は、三大栄養素に焦点を当ててご説明します。
①炭水化物(糖質)は、身体や脳の主要なエネルギー源です。
ビタミンB群(豚肉・魚介類・卵・ほうれん草など)を摂らないと体内で代謝されず、エネルギーとして利用できません。
不足すると疲れやすく、集中力が続きません。
長期間不足するとたんぱく質が分解されて筋肉も減少します。
②脂質は、細胞膜などを構成するホルモンの原料となります。
不足すると基礎代謝や身体活動の低下を招きます。
③たんぱく質は、筋肉・内臓・血液などの材料となります。
ビタミンB群と組み合わせると効率よく吸収でき、B6、B12はたんぱく質の分解・合成に不可欠です。
不足すると体力や免疫力、思考力の機能低下を起こします。身体の不調や疲労が抜けないといった方は、ぜひ日頃の食生活を見直してはいかがでしょう?