注目!「血圧」にまつわる話
2020.04.06
血圧とは
blood pressure
血圧とは
blood pressure
今回は、「血圧」についてお伝えします。
血圧とは、心臓が身体の末端まで血液を送り届けるための力、圧力のことをいいます。
血液は全身の細胞に酸素と栄養を届け、老廃物と二酸化炭素を回収していますが、多くの現代人がこの圧力が高い状態、「高血圧」にあり、放っておくと脳血管障害や心臓病、腎臓病の原因、認知症との関連も疑われています。
整骨院では、全身の血行を促す手技や運動療法、温熱療法、自律神経調整などを日頃からすべての患者さんに実施しており、血圧上昇に対する予防や防止につながっています。
全身の血行が改善されると血管が柔らかくなり、疲労物質(=老廃物)の排泄促進にもなります。
さらに「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎの筋肉を動かすことによって、心臓から遠い四肢末端までの血行も改善され、血圧の上昇を抑えることにも貢献します。
効果的な血行改善法のひとつが「爪先立ちトレーニング」です。
壁などに手をついて安定した状態で爪先立ちを繰り返します。
20回×3セット。
ツライ方は10回×3セットを目安に、昼夜2回行ってください。
また、全身の血液量を増やすために、1日2Lの水分を摂ることも血流促進と血圧の安定に役立ちます。