捻挫の治し方は?足首や手首の捻挫の応急処置・マッサージ
2023.10.18
捻挫になる主な原因とは?
Causes of sprains
捻挫になる主な原因とは?
Causes of sprains
捻挫とは、骨と骨の間に起こる急激な捻れ、あるいは外力による関節周辺の損傷を言います。
①O脚・ガニ股の方の足関節は、関節面が内側に向いて傾斜しており、靴のかかとが外側からすり減っていきます。
このような足関節では外側の靱帯が緩く、関節がぐらついて捻挫を起こしやすいです。
②過去に捻挫を放置したり、適切な固定・対処をしなかった場合、損傷した靭帯が伸びたまま、痛めたままになって再発しやすいです。
とくに運動中の素早い動き、日常生活では階段昇降で踏み外したり、ちょっとした段差で捻ってしまうことが多いです。
①②に該当する方は、日頃から入念なストレッチを行って柔軟性を高め、再発防止に努めましょう。
「捻挫」と「靭帯損傷」は、ともに関節部分にダメージを受けて引き起こされるケガです。
しかし、微妙に異なる点も存在します。
捻挫は関節部分を強く捻ってしまい、靭帯が伸びたり裂けたりします。
とくに足首や膝、手首などの関節で発生し、内出血で腫れることもあります。
一方、靭帯損傷は靭帯自体に直接ダメージを受けるケガです。
転倒や激しい運動、衝撃、事故が発端となって、靭帯の断裂や摩擦損傷を起こします。
靭帯は関節の安定性を保つ大切な役割を担っており、損傷によって関節が不安定になると、日常生活に影響が出ることもあります。
いずれのケガも正しい対処と予防が必要ですから、受傷後は早めに適切な処置を受けてください。
捻挫の主な発生部位は、足首・膝・手首・指などです。
日常生活や運動中の予期せぬ受傷、使いすぎや無理を強いられたときに捻挫は発生しています。
どの部位であっても、「早期改善」「リハビリ整体」を基本に、早期回復、再発予防、古傷の進行防止に努めます。
当院では、
①患部を安静・安定させるためにテーピングや包帯で固定し、特殊電療機器を使用して患部の特定、超回復を促します。
②症状が落ち着き次第、さらなる回復のために患部以外の関節・筋肉に対して「リハビリ整体」を行っていきます。
①②の組み合わせで抜群の回復力が期待できます。
1日も早く支障のない生活に戻れるよう施術に取り組んでいます!
足首捻挫の多くは程度にもよりますが、痛みが引きやすい分、再発や古傷に移行しやすい傾向があります。
とくに最初に負傷したときよりも再発時のほうが傷口も広がり、靭帯細胞の損傷もひどく予後が悪いです。
また、古傷に移行した場合は、季節の変わり目や気圧の影響、歩きすぎ立ちすぎなど脚に負担がかかるほど、違和感や痛みを繰り返すことが多くなります。
そうした予後の状態は、応急処置の有無で大きく変わります。
有効な処置としては、「冷却と固定」です。
凍傷に注意しながら、氷水で15分程度冷やしてください。
そして、患部を動揺させないために包帯やテーピングなどで圧迫・固定をしたら、すみやかに当院までいらしてください。
捻挫に関するQ&A
Q&A
捻挫に関するQ&A
Q&A
捻挫どうしたら早く改善しますか?
捻挫の応急処置は「安静・アイシング・圧迫・挙上」のいわゆるRICE処置が基本になりますが、一番重要なのはアイシングです。
捻挫を放っておくとどうなりますか?
軽症、重症どの度合いでも靭帯が伸びて関節の固定力が低下するので、再度捻挫してしまう癖がついてしまいます。
捻挫したら医療機関に行くべきですか?
もし患部に痛みや腫れがあれば、すぐに整形外科などの医療機関や整骨院・接骨院を受けることをおすすめします。
捻挫の痛みのピークはいつですか?
捻挫は、靭帯や関節包・腱・毛細血管の損傷により疼痛や腫れ・内出血・浮腫みなどを伴い受傷後の炎症は24〜72時間後でピークを迎えます。
捻挫を自分で改善する方法はありますか?
受傷直後は、冷湿布や氷で冷やして炎症を抑えて、その後サポーターやテーピングで軽めに固定し、心臓より高い位置に保ちましょう。
捻挫しやすい方の特徴はありますか?
ハイヒールなどを履いて足の甲とすね部分の角度が広がると緩みやすく、不安定になってひねりやすいです。
また、足首が硬い方(柔軟性がない方)は、捻挫しやすいと言われています。